シャンプーが泡立たない原因とは?

シャンプーをする際に泡立ちが悪いと感じることはありませんか?実はこの泡立ちの悪さの原因は1つではありません。

泡立たないままだと

シャンプーが泡立たないままいつも通りシャンプーをしてしまうと、本来泡がシャンプー中に髪の毛と髪の毛が擦れ合う摩擦を軽減してくれているので、泡立たないままだとキューティクル同士が擦れ、濡れて柔らかくなっているキューティクルは簡単に剥がれてしまいます。そうなるとキューティクルが剥がれた部分から内部成分が流出して髪が弱っていきます。ケアするはずのシャンプーでダメージを与えてしまっていることになります。
泡立ちが不十分だと洗浄成分の界面活性剤の効果が発揮されません。汚れが落ちきらず、匂いやベタつきの原因となり衛生的にもよくありません。

泡立ちの悪い原因

皮脂汚れ

夏場や運動後はシャンプーの泡立ちがいつもより悪いと感じることが多いです。これは夏の気温や運動による体温の高まりで皮脂がいつもより多く分泌されているからです。その皮脂が頭皮に残り泡立ちの悪さにつながります。また体調不良などでお風呂を1日避けた時などもシャンプーの泡立ちが悪くなるのは、この皮脂汚れがいつもより多く頭皮にあるためです。

不十分な予洗い

シャンプー前の予洗いが不十分な場合も泡立ちが悪くなることがあります。予洗いは皮脂やホコリなどの汚れをある程度取り除く目的もあるので、予洗いが不十分だと汚れの多い状態でシャンプーをつけることになるので泡立ちが悪くなります。

スタイリング剤のつけすぎ

スタイリング剤は主成分が油分や樹脂です。これが大量に髪の毛についていると皮脂汚れが多い時と同じように泡立ちが悪くなります。

髪のダメージ

カラーやパーマなどの髪にダメージを受けている場合も剥がれたキューティクルの部分から髪の中に洗浄成分が浸透してしまい泡立ちが悪くなります。

泡立ちを良くするには

シャンプーの前のブラッシング

シャンプーをする前にブラッシングをすることで髪の絡まりがとれるだけでなく、ホコリなどの汚れも落としてくれます。シャンプーをする前の準備段階にあたりますが、意外と重要です。またブラシは静電気の発生しにくいタイプのものを選びましょう。

予洗いをしっかりする

シャンプーをつける前にぬるま湯でしっかり予洗いをしましょう。最低でも1分半以上を目安に行います。そうすることで髪や頭皮の汚れの6〜7割は落とすことができるので、シャンプーの泡立ちが良くなります。

ダメージをしているなら

髪のダメージが原因で泡立ちが悪い場合はシャンプーの前に洗い流さないトリートメントやインバストリートメント(シャンプーの後に使うトリートメント)を少量毛先中心につけてからシャンプーをすると泡立ちが良くなりますが、これはあくまで応急処置として考えて美容室での集中トリートメントなどをして補修をし根本的な改善をすることをオススメします。
泡立たない状態で間違ったシャンプーを繰り返していると髪や頭皮の状態もどんどん悪化していってしまいます。正しくシャンプーが行えるようにモコモコの泡でやさしく洗いいつでもキレイな髪でいられるようにしていきましょう。

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