寝ぐせの原因とつかない方法

朝起きて鏡を見ると絵に描いたような寝グセがついている時ってありますよね。寝ぐせを直しているとどんどん朝の時間がなくなってしまい、焦ってしまいますよね。寝グセはなぜつくのかと寝グセを防ぐ方法をお伝えします。

寝グセの原因

寝グセの原因は髪の水素結合と呼ばれる結合が関係しています。水素結合とは髪にある4つの結合(システイン結合、イオン結合、水素結合)のうちの1つです。その4つの結合によって髪の毛の形状が決まっています。
結合にはそれぞれ性質があり、水素結合は水分に触れると切断され、乾くと結合されます。よって濡れた状態で形を作ると乾いた時にその形状がキープされます。これが寝グセの原因です。
湿気を含んだ髪が睡眠中に枕に擦れたりして歪んだ形で乾いて寝グセができるということです。

寝グセのつかない対策

しっかり乾かすこと

まずはしっかり乾かすことです。湿気があると寝グセができるのは先程説明した通りです。ドライヤーをせずに寝てしまったりよく乾かさず寝てしまうとほぼ確実に寝グセになります。しっかりと乾かして寝るようにしましょう。

ドライヤーの最後に冷風をあてる

髪の毛は冷める時に空気中にある湿気を取り込みながら冷める性質があります。ドライヤーで熱くなった髪の粗熱を冷ますようにすると空気中の湿気を取り込む前に髪な温度を下げる事ができるのでオススメです。

洗い流さないトリートメントをつける

洗い流さないトリートメントで髪の毛をコーティングする事で髪の毛が空気中の余分な湿気を含みづらくなります。睡眠中の枕との摩擦を軽減してくれたりもするので洗い流さないトリートメントは必ずつけるようにしましょう。

ゆるく結んで寝る

結ぶことで睡眠中髪の毛がばらついたりして擦れたり折れたりするのを防いでくれます。ただし、キツく結ぶとその跡がついてしまうのであくまでゆるめに結ぶ事が肝心です。
またナイトキャップを被るなども有効です。

ホットカーラーやアイロンで形を作って寝る

ホットカーラーやアイロンやコテも水素結合を利用して形を作りますので、髪の中の水分を飛ばして先に形を作ってしまえば寝グセもつきづらくなりますが、熱によるダメージには注意が必要です。
寝グセがつかなければ朝のお手入れの時間も大幅に短縮できます。余裕のある朝の時間を過ごすためにも寝グセ対策を試してみてくださいね。

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