自宅でできる頭皮マッサージ

頭皮筋肉が凝ったり血流が悪くなると髪の毛の成長不良や薄毛、細毛、トップのボリュームの低下などさまざまなトラブルの要因になります。頭皮をマッサージし血行をよくするにはヘッドスパが有効ですが、美容室に行く時間やコストもかかります。そこで自宅でできるマッサージを実践し頭皮環境を整えてトラブルに強い頭皮にしていきましょう。

頭皮マッサージの前に頭部の筋肉と腱膜を理解しましょう

わたしたちの頭部には表面に皮膚があり、そこに髪の毛が生えています。皮膚の下には血管や脂肪などがあり、その下は帽子のような膜が覆っています。これを帽状腱膜といい、皮膚と頭蓋骨の境界線のようなものです。
この帽状腱膜は前頭筋、側頭筋、後頭筋と繋がっており、前頭筋や側頭筋が収縮すると帽状腱膜が引き伸ばばされ顔にシワやたるみをつくると言われています。つまり、膜が薄くなって頭蓋骨に張り付いた状態になるので、血行が悪くなり毛母細胞へ酸素と栄養が行き渡らずヘアサイクルを乱します。顔のシワやたるみをつくるだけでなく抜け毛や白髪の原因にもなります。前頭筋と帽状腱膜を引き上げることでリフトアップ効果があります。
側頭筋、後頭筋をほぐすことで頭皮の柔軟性と血行を改善していきます。
頭皮マッサージに、特別なグッズやブラシは必要ありません。自分の手を使って簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。

頭皮全体をもみほぐす

指を広げて指の腹を頭皮から離さないようにし円を描くように回しながらもみほぐします。生え際から頭頂部に向かっていくようにし放射線状に行っていきます。

地肌のつっぱりをゆるめる

両手で指を組み両手の付け根で頭をはさみ、圧迫しながら強めに引き上げていきます。
トップを中心にセンターラインにかけ行います。

首筋もマッサージし血行を促進

指の腹で襟足にあるくぼみを指圧しながら小さく円を描きながらもみほぐします。

側頭筋をほぐす

側頭筋を指の腹で真上に引き上げ、10秒程キープします。側頭筋をほぐすことでリフトアップ効果も望めます。

習慣化して続けることが肝心

頭皮マッサージは習慣のない方が多いので、1週間に1度、2〜3分程度でも良いので習慣化していくと、頭皮環境も良くなり、それは美髪にも繋がっていきます。是非ご自宅でも頭皮マッサージを試してみてください。

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