縮毛矯正のメリット、デメリット
公開日:2020.09.01
髪にクセがあり、まとまらないと悩んでいる方は多いですよね。クセ毛を上手くスタイリングできれば良いのですが、そう上手く扱えるものばかりではありません。そんな時に行うのが縮毛矯正です。クセ毛の方はよくされている方も多いですが、メリットとデメリットをよく理解できていますか?
目次
縮毛矯正とは
クセのある髪をストレートにする美容室で行う施術のことです。ストレートパーマと表現される事もありますが、どっちがどうかというのは美容室によっても意見が分かれるのでここでは割愛します。
クセ毛は髪の内部のタンパク質の結合がストレートの髪に比べて歪んで繋がった状態で生えてきます。縮毛矯正はこの歪んで繋がった内部のタンパク質の結合を薬剤によって一旦切断します。そして薬剤を流した後に髪を乾かしストレートアイロンを使い切られた結合を真っ直ぐになる位置へ移動させます。そして薬剤を使いその位置で再びタンパク質を結合させ形を固定させていきます。
こうすることで縮毛矯正をかけた部分は半永久的にストレートの状態を維持できます。
縮毛矯正のメリット
クセ毛からストレートヘアに
なんといっても最大のメリットはクセ毛に悩まされなくなるということですよね。クセ毛の方もサラサラなストレートヘアになれます。
髪のツヤがでる
クセでうねって面が整わないためツヤのなかった髪がキレイに整うのでツヤがでてみえます。
ボリュームが落ち着く
クセのうねりやクセ毛特有のゴワつきがあると膨らんだりしてボリュームがあるように感じます。これがストレートにすると無くなるので必要以上の毛量調整をしてスカスカになることも避けられます。
効果は半永久的
1度かけた縮毛矯正は効果は半永久的です。新しく髪が生えてきて根元のうねりが気になるまではストレートヘアを楽しむことができます。
縮毛矯正のデメリット
ダメージ
縮毛矯正のデメリットの中でも1番気をつけたいのがダメージです。美容室のメニューの中でもかなり髪に負担をかけるメニューですが、見た目がツヤツヤになるのとクセのある時より手触りが良くなるのでケアに意識が向きにくいです。しっかりケアも意識しましょう。
パーマはかかりづらくなる
縮毛矯正した髪にパーマをかけたいとなってもかからない場合があります。もしかけられても髪へかなりの負担は強いるので前もって縮毛矯正をしていることは担当美容師さんに伝えておきましょう。
時間も長くコストも高い
施術時間は3時間〜4時間ほどで長時間滞在となります。またコストも1万円弱〜2万円ほどで高めです。施術機会は時間とお金に余裕がある時に限られてしまいます。
かけた部分は半永久的だけれど
かかっていない部分、つまり新しく生えてきた部分はクセ毛で生えてきます。その場合、根元のクセと毛先のストレートの差がはっきりでるので目立ちます。根元が目立ったら根元だけの縮毛矯正もできるので積極的に利用しましょう。
メリットとデメリットのある縮毛矯正ですが、それらを理解していればクセ毛の方にとってこれほど心強いメニューは他にありません。憧れのサラサラストレートヘアをしたい方は是非トライしてみてください。