冬の静電気とはさようなら

冬になると増える静電気の悩み。アホ毛がたったり、顔にまとわりついたり、広がったりと多くの女性を悩ませます。その静電気がなぜ起きるのかを理解して、静電気を防ぎ、冬でもウルツヤな素敵なヘアスタイルをキープしましょう。

静電気とは

様々な物質はプラスとマイナスの電気を持ち合わせていて、通常はその数が同じ状態にあります。しかし、物質はそれぞれプラスの電気を帯びやすかったり、マイナスの電気を帯びやすかったりと性質が異なります。この性質が異なるもの同士が触れ合うと電気のバランスが崩れてしまいます。その電気のバランスが崩れ、どちらかの電気が多く帯電している状態の電気を静電気と呼びます。
この静電気が帯電すると元の状態に戻ろうとして多くなった方の電気を放出します。これがよくドアノブなどでパチンとなるあれです。

静電気が髪に溜まると

髪の毛はマイナスの電気を帯びやすい性質を持ちます。それが1本1本そうなので、互いにマイナスの電気が多くなると同じ電極の電気は互いに反発します。これが静電気でアホ毛ができたり広がったりする原因です。

静電気を起こさないために

加湿をする

湿度が40%を下回ると静電気が発生しやすくなります。また冬場は外気の乾燥に加え暖房による乾燥もあるので、室内は特に乾燥している状態です。お部屋を加湿して湿度を下げすぎないようにしましょう。

着用する衣服にも気を使う

ウール、毛皮、ナイロンといった素材はプラスの電気を帯びやすく、ポリエステルやポリエチレンはマイナスの電気を帯びやすかったりしています。コーディネートを考えたり、洗濯の際に柔軟剤を使用すると静電気を減らせたりもします。

髪の毛にも保湿をする

オイルなどの洗い流さないトリートメントをつけるようにしましょう。髪をコーティングすることで摩擦を防ぎ、潤いも保持できるため静電気を抑えることができます。
また朝のスタイリングの前にミストタイプのトリートメントなどで1度濡らしてから乾かしてからスタイリングすると程よく潤いを補充しながらスタイリングできます。

使うブラシなどにも気を使う

ブラッシング時も摩擦が起きるため静電気が発生しやすいタイミングといえます。静電気抑制効果のあるブラシに代えたり、ブラッシングの前にもオイルなどを使い摩擦を減らすのも1つの方法です。
冬の静電気に悩まされることなく素敵なヘアスタイルを楽しめるようにしましょう。

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