春は育毛期間

春は日差しも暖かく寒暖差はあるものの、それほど気温も湿度も高くなく過ごしやすい季節です。しかし、過ごしやすい季節だからといってお手入れをしなくて良いというわけではありません。この時期にしっかりケアをすることでその先の夏や冬の過酷な環境でもキレイをキープできるかにも関わってきます。

春の頭皮の状態

頭皮は肌と同じく大きく3層に分けられ、表面から表皮、真皮、皮下組織となります。表皮は外的刺激などから身体を守るバリアのような役割で、肌の弾力やハリを司る真皮に血管や神経などの通っている皮下組織というような構造をしています。
春の頭皮は冬からの乾燥で水分不足の状態です。表皮の角質層と呼ばれる部分がめくり上がっている状態です。この状態が続くと乾燥がやがて真皮部分にも進行してしまいます。そうなると頭皮は水分不足により痩せて硬くなり、血管を圧迫し血行不良を引き起こします。春になって頭皮がかゆい、髪が細くなった、なんだかヘアスタイルのボリュームが出しづらいなどの悩みが出てきたら、それは頭皮が冬からの乾燥により水分不足になっていることが原因と考えられます。

春の頭皮ケア

頭皮にも水分補給を

お風呂上がりのドライヤーの前に頭皮用の化粧水で水分補給をしてあげましょう。もし頭皮用の化粧水がないという方でしたらお顔に使う化粧水でも構いません。

硬くなった頭皮ほぐす

硬くなった頭皮をマッサージでほぐしましょう。マッサージをすることにより血行が促進され地肌の厚みも戻ってきます。

シャンプーをやさしいものに

アミノ酸系のシャンプーなどでやさしくシャンプーをするようにしましょう。ただでさえ乾燥している頭皮や髪に過度の洗浄力は必要ありません。もし敏感肌になっていたらベタイン系の洗浄成分がベースのシャンプーで洗うと地肌にも優しくシャンプーできますよ。
春は育毛期間。冬の寒さを耐えきった髪や頭皮を労ってあげて暑さの厳しい夏に備えましょう。

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