背中ニキビはシャンプーが原因?

顔にできるニキビにはすぐに気がつきますが、背中のニキビは知らないうちにできていることがありますよね?夏には肌の露出が多くなるので背中のニキビは早くなんとかしたいと思う方も多いと思います。背中ニキビはシャンプーが原因と言われることもありますが、これは本当なのかと対策について紹介します。

背中ニキビの原因

文字通り背中にできるニキビです。顔などにできるニキビは毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌が増殖することで引き起こされ、尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれるもので、これは背中でも起こる場合もあります。
しかし背中ニキビは主に黄色ブドウ球菌や真菌(カビ)が毛穴に入り込み引き起こされる毛包炎と呼ばれるものです。
この他、ストレス、汗によるムレ、皮脂、摩擦などの刺激、抜毛、紫外線やお薬なども背中ニキビの原因となる場合があります。
原因が違うと治療も違うためケアしてもなかなか効果が得られないといったケースもよくあります。

シャンプーは原因になる?

背中ニキビの原因が細菌であるならシャンプーは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、一概にシャンプーが原因ではないと言いきれません。シャンプーのすすぎ残しが刺激となり、それが原因で背中ニキビを誘発する場合もあります。

背中ニキビができてしまったら

原因に応じた市販薬で様子をみましょう。もし効果がみられなかったり、悪化してしまう場合は速やかに皮膚科などの医療機関で受診しましょう。

背中ニキビを防ぐには

お風呂の際の洗う順番を工夫する

シャンプーのすすぎ残しが背中に付着しないように頭を洗ってから身体を洗うという順番にしましょう。

背中を洗う際は石鹸を使う

石鹸は皮脂を取りすぎるというイメージもありますが、背中は皮脂が多い部位なので石鹸でしっかり皮脂を落としましょう。またすすぎ残しのないようにしっかりとすすぎもしましょう。

衣類や寝具にも気をつかう

衣類や寝具を常に清潔に保ち、通気性の良いものや吸湿性のあるものを使いましょう。

健康的な生活習慣を心掛ける

バランスの良い食事や良質な睡眠をとることも結果として背中ニキビの予防になります。またストレスを溜めると男性ホルモンが優位になり皮脂の分泌が増えるので、ストレスの発散も大切です。
背中にできたニキビを鏡で見るとテンションは下がりますよね。見つけたらいち早くケアしてひどくならないようにしましょう。しっかりケアしておけば夏が近づいて困ることはなくなりますよ。

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