髪の毛がパサつく原因と改善方法

髪の悩みは人それぞれです。パサつき、傷み、枝毛、切れ毛、絡まりなどの後天的な悩みから、クセやボリュームがありすぎる、またはないなどの先天的な悩みもあります。その中でも多くの方の髪の毛の悩みとして挙げられるのがパサつきです。 それではそのパサつきについて原因と対策について見ていきましょう。

日々のケアによるパサつき

髪を美しく保つためには欠かせないヘアケアですが、知らず知らずダメージの原因を作っている場合もあります。
特に自分の髪の状態に合っていないシャンプーやトリートメント(リンス、コンディショナー)、髪の毛が濡れている状態での放置やくしでとかす時に強く引っ張ったり、ドライヤーの当てすぎなどです。
自分の髪の状態に合ったシャンプーやトリートメント、すでにパサつきの気になる方はアミノ酸の洗浄成分を使ったシャンプーを使うなどして洗髪時のダメージを減らしましょう。
髪が濡れている時に強く引っ張るのもNGです。濡れている髪はとても繊細なので速やかに乾かし、その際も強く引っ張らないように心掛けましょう。どうしても絡まってしまうという方はタオルで水分を取った後にヘアオイルなどを先につけ手ぐしでとかした後にくしでとかすようにしましょう。
ドライヤーで乾かす目安は湿り気がなくなり髪の毛に軽さを感じるくらいが目安です。それ以上は逆に髪を痛めてしまいます。

カラーやパーマの繰り返しによるパサつき

髪の毛は1ヶ月に約1cmほど伸びます。根本の髪の毛が毛先になるまでにショートの方で約1年ほど、ミディアムの方で2年ほど、ロングの方ならそれ以上です。2ヶ月に1度ヘアカラーをする方で1年間に6回ヘアカラーをしているとすると根本の髪の毛は毛先になるまでにショートの方で6回、ミディアムの方で12回ヘアカラーをして
いることになります。その間ヘアカラーによるダメージを蓄積していっているので毛先が痛んでしまっているのはなんとなくイメージできますよね。美容室のヘアカラーはダメージに配慮されているものも多いですが、それでもノーダメージではありません。蓄積されていくとやはりダメージは出てくるのでパサつきの原因となります。
カラーやパーマを我慢する必要はありませんが、蓄積によるダメージをそのままにしていてはパサつきは起こります。効果的なのは美容室での集中トリートメントです。美容室での集中トリートメントは傷んだ髪を病気に例えるなら病院でする点滴です。劇的に症状は改善しますが、それだけではなく、病院では自宅で飲むお薬も渡されます。点滴だけじゃなくて薬を飲むことで病気を治していきますよね。髪の毛にも同じことが言えて、美容室での集中トリートメントと自宅でのヘアケアのセットでダメージを補修していくということです。カラーなどのダメージが原因でパサついている方はご自宅でのケアをもう一度見直して見ましょう。

季節によるパサつき

日本には四季があり、シーズンによって気候は違ってきます。当然ながら髪の毛に受ける影響も違ってきます。
例えば冬なら湿度が極端に低下するので乾燥しやすくなったり、夏なら紫外線が強くなるのでそれによるダメージを受けやすくなります。冬なら洗い流さないトリートメントを他の季節より保湿性の高いものに変えたり、夏なら紫外線対策をするなどシーズンによってケアの方法を変えるなど工夫していきましょう。

加齢やクセによるパサつき

日々のケア、カラーやパーマの繰り返し、季節によるシーズンダメージなどはどちらかというと後天的なパサつきと言えますが、髪の毛自体がパサつきやすい性質で生えてきてしまっているのは先天的な要因のパサつきと言えます。髪の毛は加齢により水分を抱え込むタンパク質が減少してしまいます。クセのある方は毛先がまとまりづらいので風や湿度の低下などでパサつきやすい性質を元々持っています。
髪質を改善しないと解消しない悩みでもあるので、エイジングケア、クセ毛にストレートパーマをする。またはスタイリングでクセをある程度伸ばすなどして乾燥の耐性を上げてあげるなどの対策が必要となります。
このようにパサつきといっても原因が違えばケアの方法も変わってきます。効率的にケアを行うには原因を究明し、その原因に対して対策をすることが不可欠ですので、まずは自分のパサつきの原因を知ることから始めていきましょう。

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