頭皮のベタつき、ニオイは〇〇が原因

頭皮がベタついたりニオイが気になってしまうという悩みを持つ方は30代から増えてきます。耳周りにベタつきを感じはじめ、40代では襟足付近に広がり、60代になるとベタつきとニオイが頭皮全体に広がっていきます。

ベタつきとニオイの原因

ベタつきとニオイは皮脂が原因ですが、皮脂は皮脂でも通常の皮脂とは少し違い過酸化脂質と呼ばれる酸化した皮脂が増えることによりベタつきとニオイがでてきます。いわゆるおやじ臭や加齢臭と呼ばれるニオイもこれが原因でもあります。
過酸化脂質は普段のシャンプーでは落ちず、蓄積していきます。耳周りや襟足付近は洗い残しやすいところで、そこからベタつきやニオイがでてくると考えられます。
過酸化脂質は皮膚にいる常在菌のエサとなります。常在菌が過酸化脂質を分解すると更にニオイがでます。またこの常在菌は普段はバランスが保たれた状態で存在していますが、そのバランスが崩れると様々な皮膚トラブルの原因となります。それのきっかけのようなものが頭皮のベタつきやニオイとなります。

普段のシャンプーでは落ちない過酸化脂質を定期的に取り除く

ベタつきの解消には炭酸水が効果的です。炭酸水はたんぱく質汚れや過酸化脂質を浮き上がらせる効果があり除去に効果的です。また血行を促進してくれたりするメリットもあります。
ご自宅のシャワーヘッドを炭酸シャワーヘッドのものに付け替えたり炭酸泉のタブレットを洗面器にぬるま湯をはって入れ、髪や頭皮にかけたりするのも良いです。

過酸化脂質の発生を抑える

過酸化脂質は酸化した皮脂なので酸化の素になる活性酸素を抑えると効果的です。バランスの良い食事を心がけたうえで、ポリフェノール、ビタミンE、C、A、B2を摂取すると過酸化脂質を生成する活性酸素の働きを抑えられることがわかっていますので、毎日少しずつでも良いので積極的に摂取しましょう。
紫外線も活性酸素を生み出し過酸化脂質の原因となりますので、髪や頭皮の紫外線対策も過酸化脂質の抑制には効果的です。
良い頭皮環境を保ち頭皮トラブルのない美しい頭皮を維持しましょう。

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