クセ毛の悩みと改善方法について
公開日:2020.09.02
髪の悩みでクセによる悩みも多いです。クセ毛には種類があり、要因も様々ですが、自分のクセを知り、それに合わせたケアをするのは重要です。それではまずはクセ毛の種類から確認していきましょう。
目次
クセ毛の種類
波状毛
ゆるいパーマや三つ編みをほどいた時にできるような軽いウェーブから強いウェーブまでうねりの強さは様々です。日本人に1番多いクセ毛といわれ、湿気で膨らんできてしまったり、うねりが出てきたりするタイプのクセ毛です。
捻転毛
髪の毛が縄のようにねじれている髪の毛です。うねりが出ない場合もあります。ツヤがでづらく髪の毛のゴワつきが出やすいです。
連球毛
髪の毛が数珠状になったタイプのクセ毛です。髪の毛の太さが一定ではないので、切れ毛が多くザラザラとした手触りが特徴です。
縮毛
これらは先天的な要因のクセ毛で遺伝も深く関係していますストレートの髪質に比べ物理的にキューティクルが損傷しやすく、ダメージを受けやすい髪質でもあります。
クセ毛には後天的な要因でうねりが出はじめる場合もあります。
エイジング毛
加齢により水分を抱え込むタンパク質が減少し髪の水分量にばらつきが出て、クセが出ます。カクカクとしたクセ、フワフワした髪質、ゴワつきなどが特徴です。
ダメージによるクセ毛
ダメージによりタンパク質の結合が崩れ均一でなくなります。それにより構造自体が歪みクセ毛になります。
生活習慣、ホルモンバランスによるクセ毛
髪の毛は生活習慣やホルモンバランスの影響を強く受けます。偏食や睡眠不足などで血行が悪くなり本来行き渡るはずの栄養が行き渡らず正常な髪の毛が生えてこなかったり、過剰に出た皮脂で毛穴がつまり髪が歪んで生えてきたりもします。
後天的なクセ毛の場合は生活習慣を見直したり、ダメージの補修をして髪のタンパク質を均一にし水分保持力を一定にすることが必要です。アイロンなどのスタイリングでもある程度真っ直ぐにはなりますが根本的な解決にはならないので、まずは自分がどのタイプのクセ毛なのか知りそれに合ったケアを行いましょう。
クセ毛の解決策
縮毛矯正
美容室での縮毛矯正をすることで波状毛などはストレートにすることができます。ただし、連玉毛、捻転毛にはあまり効果が得られないことが多いです。美容室のメニューの中でもダメージが大きいものになるので、施術のやり方やアフターケアは重要となります。美容師さんとよく相談して決めましょう。
クセを活かすスタイリング
クセのウェーブを伸ばすのにアイロンを使うイメージをされることが多いですが、逆にウェーブやカールを利用してコテなどを使いスタイリングします。しっかりと毛先を保湿してあげるようにすればパサついて見えたりはしないので洗い流さないトリートメントやスタイリング剤などはつけるようにしましょう。
髪型のアレンジをする
髪を結ぶのもそうですが、編み込みスタイルなどは直毛の方よりクセ毛の方の方が向いていたりします。ターバンやスカーフや飾りピンなどのヘアアクセサリーなどを使いこなせるようになるとオシャレ度もアップしますよ。
保湿をしっかりする
クセ毛には保湿はとても大切ですが、特に後天的なクセ毛の場合は本来の状態より水分保持力が低下しているので、トリートメントなどをして補修をしながら洗い流さないトリートメントでしっかり保湿をしましょう。パサつきを抑えるだけでなく少しまとまりもでてきます。
クセ毛はネガティブなイメージを持たれがちで、確かに扱いにくく困らされることも多いですが、これも個性として捉えて上手く付き合っていくのも1つの選択肢です。もちろん縮毛矯正でストレートな髪を手に入れるのもありだと思います。自分がなりたいイメージや髪質に合わせてどうするのかを考えていくのも良いと思うので、自分のクセと向き合ってみてくださいね。